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2009年1月23日 (金)

中国 60周年 30周年

関口博の番組で、「今年は中華人民共和国 建国60周年、改革解放路線から30周年」 と言っていた。

考えてみると、中曽根の失敗さえなければ、1989年 中国は国内から「民主化」のうねりが起こっていたのだから、天安門事件で世界から非難され、そのまま修正して良い方向に向いていたら、2004年の反日デモも起こらずに済んだはずなんだ。

鄧小平が 「先に豊かになれる人からなれ!、そうすれば他の国民もその恩恵にあやかれて、最後は国民全員が豊かになれる」 と、アバウトな路線をひいてた。

この路線が、極端な成金を生み、格差ができただけであった。 片方でリニアモーターカー、片方では 携帯電話片手に職探しの農民工。

国家が関与せず、「いけいけドンドン」 にした結果、メラミン入りの粉ミルクができた。 

そもそも、モラルが無い国に、金だけ持たせると ろくな事は起きない。 共産主義が神様から来るものであれば、貧しい人々に富を譲るであろうに、善意で病院を建てるとか、そういう富豪が出てこない。

中国の現在の問題は、不況・職探し・格差・老後の生活保障以上に、58%のアンケート結果で、医療が問題視されている。

中国での医療は、保険なしの前払い。 脳腫瘍の手術代金39万円のうち、13万円を前納しないと、手術してもらえない。 金額が足りないと、抜糸もまだなのに、強制退院。

私はこの状況を見て、一言 「かわいいわが子を自然死させろ!」。。。 この子が、こうした病気で まともに教育も受けれず、将来も働ける保証も無い。 40歳の父親の肩に、年収2年分以上の手術代金がのしかかる。 それから、再発のリスクもある。

それでもあきらめられないから、村から借りる。 これをやってしまうと、村中が 一人の病人に引きずりまわされて、貧乏から抜け出せなくなる。 いやーーー、堕落世界では、“尊厳死” 認めてあげてほしいなぁ・・・

最低限、そこそこに生きてくれないと、その不満のはけ口に歴史認識が利用され、日本バッシングが またいつ起こるか判らない。

こういう国が、隣にあると、本当に迷惑だな~

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