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2008年9月 3日 (水)

ゾロアスター教 恐るべし

ゾロアスター教が発祥した東イランでは、信者は数千人しか残っていない。ゾロアスター教発祥の歴史は 紀元前1000年説と600年説で、ゾロアスター教祖は 民族的には インド人とイラン人の先祖にあたる。 しかし、世界への、特に日本への影響力は大きい。なにしろ、ゾロアスター教の言う最高神アフラ・マズダーとは、空海が言うところの大日如来と同一存在。 さらに、それ以前の古代の日本の石造物のデザインが、ゾロアスターの理念的影響下にあるほど、先祖はつながっている。

何より、イエス様が馬小屋でお生まれになられた時、東方の三賢者が貢物を持ってくる話が聖書に出てくるが、この人達はゾロアスター教徒だと言われている。

教義的には、絶対神 善悪二元論、天国・地獄の来世観 終末観 メシア思想など、現在 アカデミックに 世界高等宗教者や日本人が おぼろげに信じている要素の 全ての源を含んでいる。

統一教会員ならば、東方の三賢者ゆえに、イエス様が苦労する人生をおくる羽目になったことを知っているが、世間は知らないだろう。 要するに、世界の救世主が、まさか馬小屋で産まれるとは思えず、星に導かれて来たはずの賢者達は、その後の「養育係」の使命を果たさず、貢物だけを捧げて 帰ってしまうのである。 だから、イエス様は 単なる「大工の大飯食らいの息子」と 周囲から揶揄されながら、33歳の公生涯までの不明期間、自らの力で 当時の世界の 最高の教えを こうて回らないといけなかったのだ。

イエス様が、馬小屋で産まれないといけなくなった理由は、大工の父 ヨセフの失敗。 「マリアは神様の一人子を身ごもる」と 大天使から啓示を受けていたにも関わらず、当時の律法では 結婚外の妊娠は 石打ちの死刑であったため、びびって 旅行にマリアを連れ出し、旅先で産んだ その場所が たまたま馬小屋だったのである。

この「馬」と言うキーワードも、一つ啓示的なもので、当時の騎馬民族は 「王統」には “馬”の字を名前に入れて、繁栄を祈った。この考えは、ゾロアスター教徒の移動と共に、日本にも流れ着き、「蘇我馬子」「馬やど皇子」みたく 伝統は引き継がれた。

イエス様は、33歳まで、このゾロアスター教と 仏教 もちろんユダヤ律法 儒教を学ぶために、印度やその先まで歴訪されたのである。

ゾロアスター信者は、ヨガ行者とは違い、苦行しなくても 独特の技を使ったので、各界に影響を与えた。下は手品みたいな事から、上は空間移動・空中浮揚まで。陰陽道の安倍晴明と そのライバル蘆屋道満にまで秘伝の技が伝わっているが、このルーツは ゾロアスター教の祭司「マギ」達の技である。

本来、ゾロアスターの埋葬方法は、鳥に食わせて、骨を拾う流儀と 拾わない流儀があるが、思想的には 「死」という汚れと現世を分別する為に、巨石を並べて埋葬する流儀が日本ではとられた。これは、途中の中国でゾロアスターが流行った時、地下に埋葬する文化と融合し、日本には「汚れ分別」という形で、蘇我馬子の石舞台古墳に結実される。(この鳥葬の仮装行列が 日本にもあったことが、古事記に明記されている)(三途の川の概念も 同じ)

日本書紀によると、百済から来た渡来人は「路子工(みものこのたくみ)」と呼ぶ集団だが、これは中世ペルシャ語への当て字で、ペルシャ語では「道路工事の権威」の意味であり、朝鮮人ではない、ペルシャ人の精鋭血統者である。  だから、中国・朝鮮が 「日本に文化を伝えてやった」 というのは間違いであり、神様の目から見れば、正確には 中国・朝鮮は 目的地の途中の “邪魔で 邪悪な通り道” でしかなかったのである。 天平文化<飛鳥文化である。 東大寺を手伝った技術者も、朝鮮渡来人ではなく、ペルシャ系渡来人が朝鮮から派遣されたのである。

飛鳥と言えば聖徳太子、、、聖徳太子の「聖徳」は 原語では「アーリア」となり、ユダヤ教の語源ではなく、ゾロアスターの「サオシュヤント」が起源らしい。

ペルシャ仏教=聖徳太子(キリスト教徒)=救世観音(メシア思想)=飛鳥文化 法隆寺

こんな滅茶苦茶な方程式も、目的を持たれた神様が背後におられるがゆえに、“あり” なのである。 時代を超えて、空海=ネストリウス派景教(原始キリスト教)=うどん=SEX最高密教 という図式も あり なのである。

ちなみに、ゾロアスター教の終末観が、「ヨハネの黙示録」の原形である。「メシア」とは、ヘブライ語で「油をそそがれた者」の意味だが、これもゾロアスター教の「王様」の意味である。仏教では「阿弥陀」と、漢字で当て字した。

聖徳太子が建立指導したとされる、大阪天王寺の四天王寺の四天王 持国天 増長天 広目天 多聞天 この4つの名称は、ゾロアスター教のミスラである。 ミスラとは、広い牧場主で、千の耳と万の目を持つ人 の意味である。これらがいることで、国家が鎮護されるのである。

ちなみに・・・ 聖徳太子の功績とは、ペルシャ技術の蘇我氏の武力を背景に、中国と対等外交を結び、朝鮮との差を明確にした。 その為に、大乗仏教の教義に解釈を加えた「三経義ショ」を執筆、「未然本紀」という預言書を書き、忍術の起源「志能便(しのび)」を起こし、剣術でも、会津の白虎隊の一切剣・成就剣は太子の兵法がルーツ。合気道の原形「大東流」も会津からだ。「太子流神秘巻」によれば、阿弥陀+八幡+天地陰陽一体分身、、、つまり 仏教 神道 道教の三位一体が妙典ということらしい。

さらに、、、 神道は仏教よりグローバルな宗教である。イランの神話との共通性が有名だ。「天孫降臨」とはメシア降臨の事であり、その構造はゾロアスター教と同じである。「国譲り」の逸話も共通している。神道は、穢れ(けがれ)と罪の概念があり、その為に お祓いの儀式が存在するのも ゾロアスター教と同じ。

こうしたゾロアスター教からの影響が、朝鮮経由のみならず、青森の恐山などにも見られるように、神様は 「日本という救世の目的地」 が重要なのであって、途中の地(中国・朝鮮)はどうでもよかった・・・ というか、戦火で文化が残れなかった。

こうして考えていくと、一つの結論に至る。。。 要は、日本をいろんな理由(日露戦争勝利だろうが、かにかまぼこが美味しいだろうが、浮世絵が絵画に影響を与えた事だろうが・・・)で 賛美・尊敬する国は、“神様を理解できる”素地がある ということ。フィンランド・印度・ポーランド・マレーシア・・・などである。

逆に、日本を腐す国というのは、距離に関わらず、神様からの祝福に与れない民族(中国・朝鮮・アメリカ・チリ・・・)である。 そう考えると、微妙なのは、ロシアだが・・・

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